あなたの人生をゆっくりと壊していく
無能な上司とは、能力がないだけではありません。
以下のような特徴がある人は、危険です。
- 目的や方針を示さず、目先のことばかり指示する
- 自分の保身ばかりで、部下の成長に興味がない
- 責任は取らず、成果だけは奪う
- 正しい意見を言うと、感情的に潰しにかかる
こうした上司の下で働いていると、優秀な人ほど壊れていきます。
まともに仕事をしている人ほど、負担が偏って、評価されず、自信だけが削られていきます。

報われないのは「能力がないから」ではない
大前提として、あなたが今、努力しても報われないのは、あなたの能力が低いからではありません。
ここでの問題は「評価の基準が腐っている環境」に身を置いていることです。
- 上司にとって都合の良い部下だけが評価される
- 論理や実績よりも、忖度とゴマすりが重視される
- ミスを減らしても評価されず、ミスをすると怒られる
これでは、どれだけ努力しても、歯車のように扱われるだけです。
報われないのは、あなたのせいではありません。
上司の管理能力が乏しく、環境もいびつなだけなのです。

一番のリスクは「感覚が麻痺すること」
一番怖いのは、こういった環境に長く居すぎると、徐々に自分の感覚が麻痺してくることです。
- 怒鳴られるのが当たり前
- 理不尽な指示に従うのが当たり前
- 評価されないのが当たり前
- 言いたいことを我慢するのが当たり前
このように「異常な状態」を「普通」に感じるようになってしまいます。
この段階になってくると、いよいよ自分から抜け出すエネルギーも失ってしまいます。

「自分の価値」を見失わない
毎日、まじめに働いて、誰よりも努力しているのに評価されない。
そんなあなたに必要なことは「もっと頑張ること」ではありません。
あなたの努力がちゃんと報われる場所を選ぶことです。
環境が変われば、あなたがもっと輝ける土俵があります。
能力を正当に認めれくれる上司の下でなら、もっと昇進のチャンスがあります。
無能な人の下ですり減って終わるには、あなたは惜しすぎます。

無能な上司を変えることはできない
そして無能な上司を変えることもほぼ不可能です。
「会社の人事権」に基づいて決定されているので、原則として社員側(部下や現場)がコントロールできません。
彼らは、あなたが苦しんでいることにも気付かないし、気付いても改善しようとしません。
“変えられることができるのはあなたの行動だけです”
環境を変えて別の土俵に移ることは、甘えではなく、れっきとした選択です。
無能な上司の下で報われない時間を過ごして、努力と才能を無駄にし続けることこそが最大の損失です。
「環境を変える」という選択は、決して逃げではありません。
これは、自分の人生に責任を持つという、最も真っ当な行動です。

まとめ
働く場所を間違えると、人生ごと大損をする
無能な上司は、あなたの才能と能力を消耗させる
評価されないのはあなたの責任ではない
環境を変えれば、あなたはもっと報われる
「逃げることは」甘えではなく勇気ある選択
自分の人生は、自分で守らなければならない
今のまま「我慢して働き続けること」が本当に正解ですか?
あなたの価値は、無能な人々に潰されるようなものではありません。

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