行動を決めた時、必ず現れる。
口癖は決まっています。
「もうちょっとよく考えた方がいいんじゃない?」
「それはやらない方がいいよ」
本気で心配してくれているならいいですが、大抵はそうではありません。
本人は悩んで悩んで、ようやく踏み出そうとしているのに、さも“冷静な大人”みたいな顔でアドバイスしてくる人。
この一言で、行動が制限されている人は決して少なくないです。
あなたを制限してくる人は、本当に「あなたのために言っている」のか?
実は自分の不安を誤魔化しているだけです。
なぜ挑戦する人の足を止めたがるのか
身近な人の決断に口を出す人の多くは、自分の人生に満足できていません。
- 本当は自分も挑戦したいけど、怖くてできなかった
- 現状を変える勇気がない
- 周りの目ばかり気にして、動けずにいる
だから、身近な人が動こうとすると、そわそわする。
「おいおい、やめておけよ」
「そんな上手くいくわけないだろう」
表面上は“助言”にみせかけるけれど、本音は違います。
“あんただけ先に行くなよ”
決断する人間がまぶしいのです。
自分が動けなかった分、行動した人間にモヤモヤしてしまう。

成功すれば群がって来て、失敗すれば陰口を叩かれる
この手の人達の行動パターンはだいたい決まっています。
- 成功したら「私は最初からあの人はやると思ってた」と言い出します。
- 失敗したら「だから言ったのに」と嬉々として得意げになります。
結果を見てから都合よく立ち位置を決める人間です。
しかも、決断前には「もっと検討しろ」「そんなの甘い」と言っていたくせに、いざ成功したら近づいて来る。
まるで自分も最初から仲間だったかの如く。
逆にうまくいかなければ、安心したように陰口を叩く。
「ほらな、無理だって言ったのに」と。
あなたが失敗してくれたら、自分が動けかなったことが正当化されるから嬉しくてたまらないのです。

「執拗に止めてくる=GO」のサイン
本気で心配してくれる人は、止める言葉をきちんと選びます。
「それなら◯◯がネックにならない?でも、決めたなら応援するよ」
「リスクもあるけど、やりたい気持ちがあるならやってみたら?」
しかし、“止めるだけ”の人は、こちらの状況も覚悟も聞かずに言ってくる。
「それは止めておいた方がいい」
「もうちょっと落ち着いて考えたら?」
「焦ってるだけじゃない?」
こういう人がしつこく言って来るほど、むしろチャンスです。
平々凡々な人は、行動できなかったから平々凡々なままなのです。
その人が執拗に止めてくることは、その人と逆の事をやっていけば成功に近づけるということです。

決断とは、他人の安心を壊すこと
人は、無意識に自分に近い人に対して“同じレベルの生活”をしてほしいと思っています。
同じような暮らし、同じような悩み、同じような不満。
そこに「変わろう」とする人間が現れると、安心できなくなります。
「自分はこのままでいいんだろうか、、、、」という疑問が生まれるからです。
「あなたもこのままでいてほしい」と止めたくなります。

自分の人生は自分しか生きられない
誰かに止められた時、考えてみてほしい
- その人は、あなたの人生の責任をとってくれるのか?
ほとんどの場合「NO」です。
たとえ親だろうと、兄弟姉妹だろうと、あなたの人生をかわりに生きることはできません。
失敗しても助けてくれる人ではありません。
勇気を持って自分の背中を自分で押すしかありません。

まとめ
本気で動こうとすると、足を引っ張る声は必ず聞こえてきます。
でもそれは“進もうとしている証拠”です。
何も変わらない人には、誰も何も言わない。
もし執拗に「やめとけ」と言ってくる平々凡々な人が現れたら、行動してください。
彼らにとって大切なのは「あなたの成功」ではなくて「自分の立ち位置」に過ぎません。
真の応援者は、決断に敬意を払い、支えようとするものです。

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