安心感が、成長を阻害する
群れにまみれると安心感があります。
みんなと同じことをしていれば、失敗しても目立たない。
違う意見を持っていても「みんなの意見に黙って合わせる」方が角が立たない。
このように同調、所属感、共同体感覚による安心感を得ていきますが、どんどん「自分の本音」が削られていきます。
ぬるま湯に使っていれば、それなりに心地よいものです。
でも、その間にもチャンスは他人の手に渡り、自分はその他大勢に埋もれていきます。

馴れ合いの同期会
同期会で「最近どう?」大会があります。
苦労話しや上司の悪口で盛り上がる。
この時間に「成長」はありますか?
残念ながら、あるのは「現状維持のための共感」だけです。
この空気に染まると、「頑張ってるだけでOK」になり、やがて会社側の価値観に染まりきってしまう。
成果にこだわらず、なあなあで毎日を乗り越えていく。
仲は良いけど、仕事は停滞。
そんな集団が、出世街道を進むわけがありません。

群れると感性が鈍る
群れることで一番失われるのは「感性」。
- 公共の場で大声を出して周りに迷惑をかけていることに気付かない
- 群れの中でも微妙にライバル意識があるからSNSで集団マウントを取って満足する
- “みんな言っているから”と自分の判断がなくなり思考停止する
これは、感性の低下以外の何ものでもありません。
さらに厄介なのは、群れの中では本音が出せないこと。
笑い合っているようで、内心では競い合っている。
腹の底では誰かに嫉妬して、誰かを見下している。
そんな関係が、あなたの人生において本当に必要ですか??

営業と勧誘のカモになっている
人脈を広げたがる人もいます。
名刺をたくさん持ち歩いて、交流会に顔を出し、LINEやXで繋がって満足。
彼らの多くは「営業のターゲット」にされていきます。
本気で信頼しあえる関係であれば、そんな場では生まれません。
“広く浅く”の人間関係には、自己投資の時間も奪われるだです。

独りで考える時間を大事にする
本気で人生を変えたいなら「独りで考える時間」が絶対に必要です。
群れてばかりでは、静かな思考から来る「ひらめき」は生まれません。
感情的な空気、同調圧力、表面的な言葉のやりとり。
そんな中では、自分の本音さえ見えなくなって、埋もれていきます。
仕事ができる人は、驚くほど群れていません。
“自分の時間”を最優先にして、孤独を味方につけていました。
静けさの中で、考え、選択し、行動するからこそ、結果に繋がります。

まとめ
馴れ合いの人間関係には良い未来は待っていません。
群れることで感性も才能も鈍っていきます。
広く浅い人脈は、逆に時間と信頼を失う。
孤独に見える時間こそ、自分を磨く最大の武器になります。
群れないことは、冷たいことでも、孤独なことでもありません。
「群れない勇気」を持った人は、自分の人生を、自分の手で切り開けていけるようになります。
今日、その他大勢から卒業して個人で輝く人になりましょう。

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