「行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。」この言葉は、諸説あるが心理学者のウィリアム・ジェームズやガンジー、マーガレット・サッチャーが提唱したとされている。
人は「こうなりたい」と思った瞬間から、すでに変化が始まっている。
例えば
ある日、ふと「美味しいコーヒーを毎日飲みたい」と思った人が居たとする。
この時点ではまだ何も起きていない。
ただ頭の中に小さな種が植えられただけの状態だ。
密かに種は着実に、じわじわと行動に影響を与える。
翌日、“美味しいコーヒーを毎日飲みたい人”はスーパーで安売りしている缶コーヒーではなく、ちょっと高めのコーヒー豆コーナーに立ち寄ってみる。
まず「思考が変わる」と、自然と行動の選択肢が変わるのだ。

行動が変われば、習慣が変わる
最初はたまに淹れるだけだった本格コーヒーも、だんだん日課になっている。
朝起きて、豆を挽いて、お湯を注ぎ、香りを楽しむ。
この流れが生活に溶け込み、やがて「朝のコーヒータイム」は欠かせない習慣になっている。
行動は一度きりならただのイベントに過ぎないが、繰り返すことで次は習慣へと変わる。
習慣は「努力しなくてもできる状態」を作り出している。

習慣が変われば、人格が変わる
毎朝コーヒーを丁寧に淹れる習慣は、その人の心持を変える。
急ぎがちな朝にも落ち着いた時間を持ち、香りや温度の変化に気づく感性が磨かれている。
「せっかちだった自分」が、少しずつ「丁寧に暮らす自分」へと人格が変わっていく。
人格は、生まれ持った性格だけでなく、後天的でも日々の習慣の積み重ねによって形づくられる側面がある。
習慣が変わると、周りから見えるあなたの人格も変わっていく。

人格が変われば、運命が変わる
人格が変わると、人との関わり方やチャンスの引き寄せ方も変わってくる。
コーヒーをきっかけに「新しいビジネスへ繋がる発想が生まれる」なんてことは無きにしもあらずだ。
「丁寧な人」「一緒に居て心地よい人」という印象は、自然と周囲に伝わり、人間関係や仕事にも影響してくる。
気付けば、数年後には想像もしていなかった人生の流れに乗っているということもある。

逆もまた真なり
この連鎖は、いい方向にも悪い方向にも働く。
「面倒だな」という思考は、だらしない行動を生み、だらしない習慣を定着させ、なげやりな人格をつくり、最終的に自分にとって不本意な運命へとつながっていく。
スタート地点である始まりの「思考」が何よりも大事なことになる。
思考は言わば、“種”であり、芽吹けば必ず形になる。

今日からできる「思考の種まき」
難しい事を考える必要は無し。
「部屋を5分だけ片付けよう」「通勤中に姿勢を正そう」「ありがとうを1日5回言おう」
こんな小さな思考の変化が、行動を変え、やがて運命をも変える力を持っている。
人生の大きな変化は、派手なイベントではなく、日々のほんの些細で地味な習慣の中から生まれる。
始まりは、何気なく思った「こうなりたい」という思考だということ。

まとめ
- 思考は行動を生み、行動は習慣になる
- 習慣は人格を作り、人格は運命を変える
- 良い運命を望むなら、まずは思考の質を変える
つまり、今日のあなたの考え方が、数年後のあなたの人生を決める。
たった今、あなたはどんな種を植えるかが、すべてのスタートとなっている。

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