「なんだか、いつも自分だけ意見が合わない」
そんな風に感じたことはありませんか?
会議では提案が通らず、多数決ではいつも少数派。
「もしかして自分がズレているのかな」
そんな疑念を独り静かに胸に秘めていませんか?
けれども、断言します。
あなたは間違っているわけじゃない。
今いる場所、今いる相手には「まだ理解されていないだけ」です。

少数派になると不安になる
人間は、基本的に集団で生きる生き物です。
人間の本質は「社会的動物」だからこそ、周囲と意見が食い違うと不安や孤独を感じるものです。
- おかしいのは自分なのかもしれない
- みんなが正しくて、自分だけが間違っているのかも
- これ以上、波風を立てたくないから黙っていよう
そうして自分の感覚を抑え続けているうちに、心のバランスは崩れていきます。
でも、それは「あなたの感性が間違っている」からではありません。
周囲の人があなたに追いついていないだけかもしれなのです。
無理に周りに同調する必要はありません。
どれだけ考えても共感できないとき
自分の考えが間違っていたり、足りなかった場合は修正していけばいいだけのことです。
間違いを認めるのは勇気のいることですが、素直に価値観をアップデートする、その繰り返しです。
ここで問題なのは
「どれだけきちんと考えても共感できない」場合
例えば、職場の常識や慣習
「根回しが大事」「上司の機嫌取りが第一」「正論は嫌われる」
そんな空気の中で、あなたの本音がずっと抑圧されているとしたら。
それは“あなたの感覚が間違っているのではなく、あなたが古い常識に疑問を持てる人”という証です。
それでも周りに話せる人がいない、話せる人がいても同調されないという状況も出てくることがあります。
悶々とした想いの行き場がない、孤立した感覚です。

人の叡智を探す旅にでる
誰にも共感されない。話を聞いてくれる人もいない。話をしても上手く伝わらない。
そんなときに、オススメなのが「図書館や書店」に行くことです。
書棚に並ぶ無数の本は、人類の知識と知恵の宝庫です。
新刊から古典まで、過去と未来が共存している時空を越えた不思議な空間です。
不思議なことに、悩んでいるときは「なぜかその時の自分に必要な本」に自然と手が伸びます。
誰に頼らなくても、本があなたに語りかけてくれる瞬間があります。
そこで出逢えた活字のパワーはきっとあなたを勇気付けてくれるでしょう。
今も昔も人間は根本的には同じ内容で悩み、同じことで苦しんでいもがいているものです。
今、この世を去っている偉人先人たちも、思考や経験を言葉にして遺してくれています。
手に取った本が「自分の意見を肯定してくれるものだった」なら、それはその偉人と本を通して会話をしているのです。
今は居ない偉人たちとの会話ができるなんて、ワクワクしませんか?

活字の力は人生を変えることがある
本の中にあるたった一行の言葉が、心にグサリと刺さることがあります。
- ああ、自分だけじゃなかったんだ
- こんな考え方があったのか
- このまま、これで良いんだ
その瞬間、孤独が少しずつ癒えていきます。
そして自分の考えや感性に「誇り」を持てるようになります。
会社の中で意見が通らず「変わってる」と思われているような態度を取られ続け悩んだ日々。
そんな日々も、偉人や作家の方たちとの会話で解放してくれます。

まとめ
そしてこのブログサイトも、あなたの心に届く“応援の場”になればと願って発信を続けています。
ここはいつでもあなたの居場所であり、あなたを歓迎しています。
書店でも、図書館でも、このブログでも
悩んだときこそ、言葉のシャワーを浴びに来てください。
食事で身体に栄養を摂るように、感性にも言葉の栄養を与える。
あなたの感性はとても尊いものです。

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