八方美人は自尊心が低くなる

人間関係・コミュニケーション
あなたの繊細な心を本気で守れる人は、あなたしかいない

会社や学校など組織に属していると、人間関係でどうしても気になることが出てきます。

「あの人に嫌われたらどうしよう」

「空気を乱してないかな」

「みんなとうまくやらなきゃ」

無理に笑って、合わせて、心を疲弊させているのではないのでしょうか?

あなたの心を守るのことができるのは、あなたしかいないからしっかりと心を守る準備をしましょう。

嫌いな人に好かれる必要なんてない

世の中には「村社会」と呼ばれる存在場所があります。

村社会(むらしゃかい)とは
有力者を中心に厳しい秩序を保ち、しきたりを守りながら、よそ者を受け入れようとしない排他的な社会を言います

特に日本の会社や企業には、まだまだこの「村社会」の文化が根強く残っているのが現実です。

この村社会では、村ごとに「独特のルール」「しきたり」がきっちりと決まっています。

例えば

  • 上司には絶対に逆らわない
  • 職場の空気を読むのがマナー
  • 定時退社は悪

このような暗黙の了解があります。

これに従っていれば、“そこそこ無難”には過ごせるのでしょう。

しかし、もしあなたが

  • もう少し違う働き方をしたい
  • 理不尽なことは見過ごせない
  • この環境では成長できない
  • もっとやりたいことに挑戦したい

このようなことを思って村の外へ出ようとした瞬間

周囲から一斉にバッシングを受けることになり、“村八分”という制裁が待っていることになります。

村八分とは
村の掟を破った村人を、他の村人が申し合わせて、のけものにすること。転じて、一般に仲間はずれにすること

典型的な村社会の反応

あなたの評価が上がったり、能力が向上して突出してくると

「なにあいつ、調子のってるぞ」

「変なこと言い出したぞ」

「空気が読めないやつだな」

陰口や冷たい視線、時には露骨な嫌がらせすら受けることがあります。

これこそが典型的な村社会の反応なのです。

人は自分が努力して成長するよりも、他人の足を引っ張って引きずり下ろすほうが楽な生き物。

自分の中にある「できない・やりたくない・変わりたくない」という気持ちを正当化するために、前に進もうとする人を否定したくなるのです。

自分達を置いて村のルールを破って出ようとする人がいれば、みんなで一斉に足を引っ張ろうとするのです。

参考記事→村社会からの脱出

自分の人生は自分で選び、自分の価値観で進む

そんな異様な空間でずっと縛られていて、能力も評価されない環境が本当にあなたは幸せでしょうか?

気を遣って、周りに合わせて同調して、心を疲弊させて、

その結果、自分の人生のハンドルを他人に握らせてしまっています。

他人の期待に応えるために生きるのではなく、

自分の人生は自分で選び、自分の価値観責任を持って進む。

それが本当の意味での「自由」ではないでしょうか。

村社会に慣れてしまった人は、脱出するには勇気が必要です。

英断して一歩を踏み出せば、場所さえ間違えなければ、村の外は優しい世界の可能性が高いのです。

村の外には、同じように自由を求めた人たちが存在して、同じように苦しんだ人も居ます。

嫌な人に好かれる努力をするくらいなら、自分の人生を大切にする努力を継続すること。

それは、わがままでも逃げでもなく、英断なのだから。

あなたが、あなたらしく生きるために必要な選択です。

もし今の組織の中で人間関係に疲弊して苦しい状況であれば、心が限界を迎える前に

村社会を脱出して自分を守っていくことをおすすめします。

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