私たちは小さい頃から、たくさんの「正しい生き方」を教え込まれてきました。
- 結婚してマイホームを買うのが立派な大人です。
- 場の空気を読みなさい。波風を立ててはいけません。
- 良い大学に入って、安定した会社に入りなさい。
- せっかく入った会社を辞めるなんてとんでもない。
こういった言葉は一見すると“善意”に見えます。
これらを「本当にそうなか?」と“自分に問い”をかけたことはありすか?
けれど実はそれらの多くは、“他の誰かが得をするように仕組まれた価値観”です。
たとえば保険会社、住宅メーカー、大企業、学校、上司、メディア、社会そのもの。
私たちは気づかないうちに「常識」や「模範解答」とされるレールの上を生きるよう、静かに誘導されてきました。
本当にその道が「あなたのため」になっていたのでしょうか?

その価値観は、誰の為のものだったのか?
昭和や平成初期の高度成長期やバブル時期の頃までは、終身雇用が守られ、家や土地を買えば資産価値は大きく値上がりしていました。
社会全体が右肩上がりで「みんなと同じ」に価値や正解がありました。
今は良きも悪しきも時代が変化しています。
- 正社員になっても給料はなかなか上がらない
- 住宅ローンに縛られて自由がなくなる
- 会社にしがみついても、あなたのことを会社は守ってくれるわけではない
それにも関わらず「正社員が正義」「マイホーム購入を夢にする」「大学にいって就職を有利にする」
そんな価値観だけが今もなお、教育やメディアを通じて刷り込まれています。

選択肢があることを知っておく
大切なことは「やはり自分で考えて自分で選ぶ」ことです。
- イヤイヤ学校に通って苦しむより、自宅学習でも学べる時代
- 合わない会社で心をすり減らすより、転職して環境を変えるのが当たり前の時代
- 上司の顔色を伺いながら粗相のない会社員を続けるより、自分で小さく起業しやすい時代
選択肢は昔よりもずっと増えています。
必要なのは、「知識」と「行動する勇気」と「漠然と生きない」とこです。
親があなたのためを思って伝えてくることは、あなたの本当の幸せなのかきちんと考えてくだい。
自分で選択した結果、あなたが幸せになっていれば、その姿を見て親も安心するものです。

自分の人生を自分で選んで生きやすくする
私たちは誰かの価値観を生きるために生まれてきたわけじゃありません。
社会人になれば、自分で考えて自分で判断していけば良いのです。
良い判断をするめには、常に知識を頭に取り入れて行く必要はあります。
「苦しくても我慢するのが大人だ」
そう教え込まれてきた人ほど、どこかで無理をして自分の感情を抑え込んできたのではないでしょうか?
もう今はそういう時代ではありません。
情報もスマホで簡単に手に入るようになった今、自分の人生を自分で創れる時代です。
それなのに未だに「途中で辞めたら負け」「逃げたら終わり」と自分の縛るのは、過去の洗脳のなごりかもしれません。

命は自分のために使う
あまりにも苦しい日々が続いて生きる意味さえ見失いそうになることがあります。
現実から逃げたくて、存在そのものを消したくなる人もいます。
あなたの命は、誰かの価値観に消費されるためにあるわけじゃありません。
せっかくこの世に生まれた命。
天命が来るまでは、その生命は全うしないといけません。
なんだかんだで、この国もまだまだ可能性はたくさんあります。
困った時はセーフティーネットを使えば良いのです。
生きやすくするために、人生のハンドルは自分で握るしかないのです。
親がどんなに無償の愛で守ってくれていても、基本的にはあなたより先に旅立っていきます。
自分の人生を生きるために知識を脳に入れて、耳障りのいい言葉に騙されず前に進むのです。

まず自分が自分を認める
SNSや世間の声は、成功やキラキラしたモノを追いかけるように、頭の良い人達が膨大なデータと大金を使い市場を作って、あなたの目の前に出てきます。
そんなところを追いかけても、心は一時の満足しか与えません。
本当に大切なのは「心が穏やかでいられること」や「小さな幸せに気づけること」
この国では水道の蛇口を捻れば、飲める水がでてきます。
これもとても幸せなことです。国によっては水は大変貴重で、飲料水は買わないと飲めないところもあります。
誰かと比べず、自分が自分を認めてあげられる生き方。
まずはそこからが生きやすい人生の土台です。

まとめ
社会の価値観や周囲の期待に合わせることより「自分の人生を自分で選んで生きること」が何よりも尊い。
生きづらさを感じていたら、それはあなたの感性が正常な証拠です。
感性の違和感を無視しないで。
あなたには、もっと自由に生きる権利があります。
誰かの価値観を生きていたら、本当に自分のやりたいことがわからなくなっていきます。

コメント