絶望は希望の始まり
人は生きていく中で、どうにもこうにもならない状況に追い込まれる時期がある。信じていた人を失うこともあれば、頼りにしていた人を失うこともあり、自分の存在証明であった仕事や、社会的地位が消えてしまうこともある。大きい存在であるほど、喪失感が大打撃で、立っている地面そのものが消えたように思えて、何を支えにすればいいのかわからなくなる。“絶望”という状況に陥った経験があるだろうか?もし絶望を「終わり」だと捉えると、絶望から何も引っ張り出せなくなる。本質的には「絶望」は「始まり」だった。人が本気で変化するのは、追い詰められてもう逃げ場が無くなった時だ。現状維持では生きていけないと分かった瞬間から、見えていなかった“新しい道”が見えてくる。