身近な人ほど大切に接する

自己成長・メンタルケア

人は「一番近くにいる人」に対して雑になってしまうもの。

外では礼儀正しくできる。

取引先には低姿勢にできる。

初対面の人には丁寧な言葉を選んで話せる。

それなのに、家族や、いつもそばにいる人には強く当たってしまう。

「どうせ嫌われない」

「これくらい言っても大丈夫」

そうやって自分を正当化してしまう。

だがそれは、本音ではなく甘え。

言われた相手は、顔に出せなくても

ちゃんと傷ついています。


本音と暴言は違う

身近な人に本音を言える関係は、確かに尊いもの。

遠慮せずに意見を言い合える関係は、健全。

しかし、怒鳴ることと本音は違う。

相手を思いやれない言葉に心が、いちいち傷つけられる。

言葉は刃物になる。

相手は笑っているかもしれない。

何も言い返さないかもしれない。

表情を変えないかもしれない。

それでも、心のどこかは確実に傷ついている。

人は、我慢できる。

そして積み重なると、ちゃんと心は壊れる。


「また言ってしまった」からがスタート

暴言はいけないと、頭ではわかっている。

暴言を吐いてしまった時は、時間が経てば毎回後悔もする。

「なんであんな言い方をしたんだろう」

「もう少し優しく言えたはずなんだけど」

それでも、また繰り返す。

生活のストレス。

正論や完璧を求めすぎる癖。

仕事のストレス。

経営の重圧。

余裕がないと、人は一番近い人に当たる。

ついまた、暴言を吐いてしまった、相手にキツく言い過ぎたとき

「あ、また言ってしまった」

その瞬間に気付けるかどうかが肝心。

気付けたなら、もう改善のスタートは切っている。

このブログで何度も伝えているように「何事も急に変わらない」

人も同じことが言えて、急に性格も、クセも、思考も変えることはできないもの

人格は一夜で入れ替わらないもの。

まずは「気付く回数が増えること」からがスタート


今日より明日、明日より明後日

変わろうとするとき、焦る必要はない。

「もう怒らない」

「今日から完璧にやる」

こんな早急な変化を目標にしてしまったら三日後に崩れる。

そこでまた自己嫌悪に落ちる。

人生は一発逆転のゲームではない。

そもそも人生に一発逆転のシナリオを入れてはいけない。

何も事もコツコツと積み重ねていくことが重要。

一回怒鳴らなかった日。

一言だけ柔らかく言えた瞬間。

「さっきは言いすぎた」と素直に謝れた日。

それが積み重なっていく。

今日より明日。

明日より明後日。

それだけで大丈夫。

大きく変わらなくてもいい。

一ミリずつでいい。


一番近い人は「当たり前」ではない

身近にいる人は、そこにいて当然ではない。

奇跡が折り重なって今そこに大切な人がいる。

家族も、仲間も、社員も、社長も。

いつか離れる可能性があるというか、いつか必ずお別れのときがくる。

寿命が尽きてお別れするかもしれない。

物理的に離れるかもしれない。

心が離れるかもしれない。

心が離れるときは静かで深く進み。

何度目かの諦めで離れていってしまう。

大切な人を守る方法は、特別なことをする必要はない。

ただただ、身近で大切な人を雑に扱わずに、相手の尊厳を尊重すること。

「いつも美味しい食事を作ってくれてありがとう。とても美味しいよ」

「いつも私のために働いてくれてありがとう。安心して生活ができるよ」

「いつも私たちのために、頭を下げながら仕事を取ってきてくれてありがとう」

この一言でどれだけ心が救われることでしょうか。


心の豊かさも、金銭の豊かさも同じ構造

お金も信頼も、構造は同じこと。

一気に増やそうとすると余計なことが増え基盤が崩れる。

楽して一発逆転を狙うと歪む。

毎日の小さな積み重ねだけが、本物をつくる。

優しい言葉を一つ増やす。

ありがとうを一回多く言う。

怒鳴る前に一呼吸置く。

とても地味なことかもしれない。

劇的なドラマもない。

目を見張る派手さもない。

しかしながら現実世界は、それが土台になる。

心の豊かさ、金銭の豊かさどちらもコツコツが一番の近道。


今日が始まりの日

もし今日、

「またきつい言い方をしてしまった」と気付いたなら

あなたの人生の向上の始まり始まり。

気付いた日が、スタートの日。

何歳でも、どんなときでも遅くない。

過去を悔やむより、今日これから一つ減らすことに集中する。

身近な人ほど大切に接する。

一番近い人達を守れない人間が、

遠くの誰かを幸せにすることはできない。

今日より少しだけ丁寧に。

その積み重ねが、

あなたの人生を良い方向へ変えていく。

一発逆転を狙う人生は、生きなくていい。

本物は、いつも地味だ。

コツコツが、最強。

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