人生は、誰のものは？
もちろん「自分のもの」です。
でも、気付かないうちにその主導権を他人に預けてしまっている人は少なくありません。
親、上司、恋人、世間、SNS、メディアの空気。
無意識に「どう見られているか」「どう評価されるか」に縛られて、自分の選択を他人に委ねてしまう。
そんな生き方をしいませんか？
他人の期待に応え続けても、納得する人生は生きられない。
もちろん、誰かを大切に思う気持ちは素晴らしいことですが
その気持が「自分を後回しにすること」を助長していき、心は少しづつすり減っていきます。
「親に認められたい」
「上司に認められたい」
「みんなに嫌われたくない」
他人の期待に応えることを軸に生きると、ゴールがいつまでも他人任せになり、思わしくない結果だった場合は他人のせいにしてしまいがちです。
その時に他人のせいにしても誰も得はしないし、結果も変えられません。
誰かの顔色をみて、誰かの正解を追い続けて、それで本当に「自分の人生」と言えるでしょうか？
主導権を渡してしまうと、自分の選択肢がわからなくなる
他人に主導権を渡してしまうと、どんなに違和感を覚えても、そこから離れられなくなります。
「やりたくないけど断れない」
「興味はないけど付き合わざるを得ない」
「本当はこうしたいけど、言えない」
他人に依存した選択が積み重なると、いつしか「本当の自分」がわからなくなっていきます。
気づいたときには、“自分の人生のハンドルを他人に握られていた”ということになりかねません。
自分の人生を取り戻すには
人生のハンドルを自分で握るには、「自分の内なる感覚に正直になる」ことです。
- 本当は何がしたいのか？
- どのような人と関わっていたいのか？
- どのような暮らしが心地いいのか？
- どのようなことを仕事としてやっていきたいのか？
他人の声より、自分の内側の声に耳を傾けてみてください。
他人が望むからやることではなく、誰に言われるでもなく“ついつい勝手にやっていたこと”はわかりやすい自分の声です。
・今、専攻している学科は本当にあなたの好きな分野ですか？
・今、あなたが居る立ち位置は本当にやりたいことの選択肢の結果ですか？
すぐに答えがでなくても大丈夫。
少しづつ自分の声に従う訓練をしいってください。
小さな「これは嫌だな」「こっちの方が好きかも」という感覚に気づいていくことから始めてみてくだい
自分で決めることは責任を持つこと
自分で主導権を握るということは、うまくいかなった時も誰かのせいにできないということです。
だからこそ、怖くもあるし、面倒に感じるかもしれません。
でも、自分で決めた人生は、どんな結果でも納得できる。
たとえ失敗しても「自分で選んだこと」なら、それは必ず無駄にはならず糧になります。
人に決められた道で失敗したら、悔しさや恨みのようなネガティブなことしか残らない。
だからこそ、自分で選ぶ。
人のことも恨みたくない。それが家族や友人であったら尚更です。
まとめ
主導権を握るとは「自分の人生に責任を持つ」ということです。
誰かの人生を生きるのは、もう終わりにしましょう。
誰かの期待通りに生きることをやめて、自分の感覚を信じてみましょう。
他人に選択肢の軸を預けてきた時間が長い人ほど、最初は不安かもしれません。
しかし、自分で選び、自分で進む人生は、想像以上に自由で楽しくて豊かと感じられることです。
あなたの人生の主導権は、あなたが持っていていい。
他の誰にも渡してはいけない物なのです。
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