はじめに
私達は毎日、無数の判断をしながら生きています。
研究結果では人が一日に行う判断(意思決定)は約35,000回とも言われています。
何をするか、どの道を使うか、どこへ行くか、何を食べるか。
その中で時折、「なんとなく変だな」「妙に気になる」「なんか引っかかる」と感じる瞬間があります。
それを今回定義する「違和感」と表現します。
けれど、この違和感を軽視したり、無視してしまったりする人はすくなくありません。
大変もったいないことです。
違和感は、あなた自身の細胞や、あなたを護ろうとする何かが発している
“大切なシグナル”かもしれないのです。
例えば、誰かと会った瞬間に「なんかこの人と合わないな」「この人なんか変だな」と感じたことはありませんか?
それは論理ではなく、身体の細胞レベルで感じ取っている危険注意シグナルの可能性があります。
「この人とは関わらない方がいい」
「深く付き合うのはやめた方がいい」
あなたの直感または遺伝子レベルの細胞が教えてくれているシグナルなのです。
そして、その直感は意外と当たります。💦
また、なにかに取り組んでいる最中に、なぜか物事がうまく進まない。
急に体調が悪くなったり、謎のトラブルが重なったりする。
そんなときは「自分を守ってくれている存在」からのストップサインかもしれません。
「この道じゃないよ」
「それをやると傷つくよ」
目に見えない何かが、あなたの進路にブレーキをかけてくれているのかもしれません。

ビジネスでも同じ
契約の話が進んでいるのに、やたらと邪魔が入ったり、次々と問題が起きたりすることがあります。
そんなときは、無理に押し切ろうとせず、
一度立ち止まって「本当にこの契約でいいのか?」と問い直す勇気が必要です。
強引に進めてしまった結果、後で大きなトラブルになったり、信頼関係が崩れたりするケースも少なくありません。
(僕も事業継承の話を頂き、契約を進める段階で次々とトラブルに見舞われたので、事業継承を辞退した経験があります)
「やめとけ」というメッセージは、時にとても地味で、違和感という形でやってくるのです。

同じ数字をやたらと見る
最近「また同じ数字を見た」と感じることがありませんか?
ふとスマホを見ると充電残量が「44%」で目に入ることが何度もある
ふと見た時計が「4:44」だった時がよくある
車のナンバーが「44-44」をやたらと見る
YouTubeいいねボタンを押そうとしたら「44」番目だった。
このように同じ数字が繰り返しあなたの目の間に現れるのも、なにかのメッセージなのかもしません。
スピリチュアルな話に聞こえるかもしれませんが、科学的に解明されていないだけの事柄で、
「偶然のような必然」に気づけるひとは、直感の精度が高い人です。
重要なのは、意味付けをすることではなく、「あれ?なんか続いてるな」と
“気付ける感性”です。
このように日々の生活の中に現れる違和感やシグナルは言い換えれば「未来の自分からのメッセージ」
どこに進むべきか、何を避けるべきか、そのヒントを実は日常の中で何度も受け取っているのです。
だからこそ、普段から感覚の精度を上げていくことが大切です。
例えば、静かなところでにいつもより目を閉じてみる。
散歩しながら、五感に集中してみる。
ふと目を運んだ先に、どんな風景やサインがあるのか意識してみる。
そんな小さな習慣が、違和感や直感をキャッチする力を磨いてくれます。

まとめ
何かがうまくいかない時、
「違和感」を見過ごしていなかったかな?と振り返ってみてはいかがでしょうか?
そして、行動する前に「この道、本当に自分に合っているだろうか?」と立ち止まってみてください。
自分の感覚に耳を澄ませることは、自分の人生を正しく導く最高のナビゲーションになるはずです。

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