人生や仕事で何かを決断しようとするとき、必ずと言っていいほど誰かが水を差してきます。
「もっとよく考えたほうがいいよ」
「リスクが高すぎるんじゃない？」
「俺だったらもっと準備をしてからにするよ」
そんな言葉にあなたの足を止められた経験はありませんか？
でもそれは本当に“あなたを心配してくれている”のでしょうか？
新しいことに挑戦しようとしたとき、起こる周りの反応
あなたが何か新しいことに挑戦するとき、周囲でざわつく人がいるでしょう。
それは、あなたの行動が“自分にはできない”という無意識の劣等感を刺激してしまうからです。
人は、自分にない勇気や行動力を目の前にすると、素直に「すごいね」と言うより先に
「否定することで自分を守ろうとする」人が一定数存在します。
あなたの決断が眩しすぎるからこそ、妬みや嫌味という形で現れるのです。
同僚や上司からの反対や足止めの場合
あなたが何か新しい挑戦をするときに、
「ちょっと落ち着いた方がいい」
「もう少し調べてからでも遅くないよ」
とアドバイスしてくる人が現れたら、それはチャンスと捉えてください。
彼らが本当にあなたを思って言っているなら、あなたの性格や思いを汲み取った上で
行動を後押しするはずです。
でもそうではなく、単に不安を煽って来るだけの人は、あなたの成功が
“自分の立ち位置を脅かすかもしれない”と無意識に感じている人かもしれません。
もしあなたの挑戦が、同僚や上司がやったことのない事象なら安心して挑戦をしてください。
彼らは、その挑戦を経験も体験したこともないし、あなたの成功を願ってはいません。
だからこそ、執拗に検討を迫られたときは、逆に「今こそ、動くとき」と捉えてください。
その挑戦を経験している先駆者からのアドバイスの場合
あなたの挑戦を相談した相手が、その挑戦の「先駆者」や「既に経験済」の場合は
素直にアドバイスに従ったほうがいいです。
例えばあなたが脱サラをして、飲食関係の経営をしたいと相談した人が
同じ脱サラ者で飲食経営をしている人のアドバイスなら素直に聞いたほうが良いです。
きっと本質を捉えた中身のあることを言ってくれるはずですし、自分の苦労話も聞いてほしいでしょう。
相談する人が、飲食経営を経験していない会社の同僚や先輩、またはその会社の「創設社長」ではなく
「雇われ社長」だった場合でも本質を突いたアドバイスはできないしょう。
だからこそ、相談先はきちんと見極める必要があります。
サラリーマン生活の「一大イベント」
サラリーマン生活において、もっとも開放感に満ちた瞬間こそ
上司に「辞めます」と伝えるときではないでしょうか？
それまで押し込めてきた思い、不満、不安、不遇、さまざまな感情が募っていましたよね。
そのすべてが一瞬で解き放たれる、まさに魂の叫びのようなものです。
辞めたからといって、すぐに成功するとは限らない。
けれど、決断した自分を肯定できるその一歩こそが、これからの人生を「自分で選んで生きる」というスタートラインになるのです。
仕事にやりがいがない、誰かの顔色をうかがう毎日。
そんな生活を続けていては、心のゆとりは生まれません。
他人を思いやるどころか、自分を守ることで精一杯になり、人に優しくできなくなります。
でも自分の選んだ仕事に誇りを持ち、前向きに取り組めているときには
周囲に感謝ができるようになり、家族や仲間を大切に思えるようになるものです。
なんなら自然にも感謝できるようになります。
まとめ
誰になにを言われようとも、しっかりと考えた先は、あなたの感覚と勇気を信じてください。
決断できるところまで来ているなら、もうすでに他人とは違うステージにいます。
誰かに理解されるのを待つより、自分の人生を自分で選び、歩み始めましょう。
決断は、あなたの魂の声を信じることです。
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